フィリピンの島巡りは、SNSで見る写真こそ夢のようですが、実際に旅程を組むと「結局いくらかかるの?」という一点でつまずく人がとても多いです。この記事では、2026年時点のリアルな価格を米ドルとペソの両方で示しながら、定番ルート(パラワンのエルニドとコロン、シアルガオ、セブとボホール)の費用を分解していきます。為替は1米ドル=約56〜58ペソで計算しています。日本から行く旅行者にとって、円換算では1ペソ=約2.6〜2.7円が目安です。

フィリピン島巡りのリアルな費用と日程プラン完全ガイド(2026年版)
Hotels in Philippines
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まず結論:1日あたりの現実的な予算
フィリピンの島巡りは、極端に安くも高くもできます。ドミトリー泊で乗合ツアー中心の節約スタイルなら1日40〜55ドル、中級ホテルとプライベートツアーを混ぜた快適スタイルでは1日90〜140ドルというのが2026年の肌感覚です。ここに国内線の飛行機代が別途乗ってきます。宿の相場を先に押さえたい人はホテル検索で各島の価格帯を眺めておくと、予算のイメージがぐっと具体的になります。
定番アイランドホッピングツアーの料金比較
各エリアの代表的なボートツアー(乗合=ジョイナー)の1人あたり料金です。ランチ、ライフジャケット、環境税の一部が含まれるのが一般的で、別途「エコツーリズム料」や桟橋使用料が現地で加算されます。
| エリア / ツアー | 内容 | 料金(USD) | 料金(PHP) |
|---|---|---|---|
| エルニド ツアーA(ラグーン系) | ビッグ/スモールラグーン、シミズ島 | $25〜30 | 1,400〜1,700 |
| エルニド ツアーC(絶景系) | ヒドゥンビーチ、マティンロック神殿 | $30〜38 | 1,700〜2,150 |
| コロン 定番ツアー | カヤンガン湖、ツインラグーン | $28〜38 | 1,600〜2,150 |
| シアルガオ 3島巡り | ダク島、ネイキッド島、グヤム島 | $25〜35 | 1,400〜2,000 |
| ボホール 陸+海コンボ | チョコレートヒル、ターシャ、川クルーズ | $35〜50 | 2,000〜2,800 |
| セブ 離島+ジンベエザメ | スミロン/オスロブ日帰り | $55〜80 | 3,100〜4,500 |
行きたいツアーを事前に押さえておくと当日の割高な現地手配を避けられます。空きと確定料金はアクティビティ予約ページで先に比較しておくのがおすすめです。
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ジョイナー(乗合)とプライベートの価格差
同じ航路でも、乗合か貸切かで支払額は大きく変わります。プライベートは自由度が高い一方、少人数だと 1人あたりが跳ね上がります。
| 形態 | ボート1隻の料金(USD) | ボート1隻の料金(PHP) | 2名で割ると | 6名で割ると |
|---|---|---|---|---|
| ジョイナー(1人あたり固定) | $28 | 1,600 | $28/人 | $28/人 |
| プライベート(小型) | $130〜160 | 7,300〜9,000 | $65〜80/人 | $22〜27/人 |
| プライベート(大型) | $200〜260 | 11,200〜14,600 | $100〜130/人 | $33〜43/人 |
つまり2〜3人だとプライベートは割高ですが、5〜6人グループなら乗合より安く、しかも快適になることさえあります。カップルなら基本はジョイナー、グループ旅なら貸切を検討する、という判断が費用対効果の分かれ目です。
島から島への移動:フェリー vs 飛行機
フィリピンは島国なので、エリア間移動の費用が旅費を左右します。主要区間の目安を比べます。
| 区間 | 手段 | 所要時間 | 料金(USD) | 料金(PHP) |
|---|---|---|---|---|
| エルニド → コロン | 高速フェリー | 約3.5〜4時間 | $28〜42 | 1,600〜2,350 |
| セブ → ボホール(タグビララン) | 高速フェリー | 約2時間 | $14〜22 | 800〜1,250 |
| マニラ → プエルトプリンセサ | 国内線 | 約1.5時間 | $45〜90 | 2,500〜5,000 |
| セブ → シアルガオ(サージェント) | 国内線 | 約1時間 | $50〜100 | 2,800〜5,600 |
| マニラ → セブ | 国内線 | 約1.5時間 | $35〜80 | 2,000〜4,500 |
フェリーは安いものの欠航リスクと長い移動時間が難点、飛行機は時間を買う選択です。国内線は予約タイミングで倍近く変わるため、2〜3週間前までに国内線を比較して押さえておくと、島巡り全体の費用を1万円以上圧縮できることも珍しくありません。
10〜14日間モデルルートと累計費用
ここでは中級スタイル(1人あたり)で、パラワン+シアルガオを組み合わせた12日間の実費イメージを積み上げます。
| 日程 | 内容 | 1日の費用(USD) | 累計(USD) |
|---|---|---|---|
| 1〜2日目 | マニラ着 → プエルトプリンセサ移動、地下河川 | $120 | $120 |
| 3〜5日目 | エルニド、ツアーA/C | $95 | $405 |
| 6〜7日目 | コロンへフェリー、カヤンガン湖ツアー | $90 | $585 |
| 8日目 | コロン → セブ経由でシアルガオへ | $130 | $715 |
| 9〜11日目 | シアルガオ、3島巡り、サーフレッスン | $85 | $970 |
| 12日目 | マニラ経由で帰国 | $110 | $1,080 |
この12日間の現地費用はおよそ1,080ドル(約6万ペソ)。ここに日本からの国際線が別途加わります。節約スタイルなら同じ日程を700〜800ドル前後まで落とせますし、リゾート泊とプライベートツアー中心なら1,800ドル超も十分ありえます。行き先の順番や移動手段で総額が動くので、まずは旅程プランナーで骨組みを作り、そこにこの記事の単価を当てはめると、自分専用の見積もりが一気に固まります。
費用を賢く抑えるタイミング術
最後に、同じ旅でも支払いを減らすコツをまとめます。まず時期。ピークの年末年始とゴールデンウィーク級の需要期は、宿もツアーも国内線も2〜3割高くなります。乾季でありながら比較的空いている6月初旬や11月は狙い目です。次に予約手順。国内線は早割、ツアーは現地の割高な当日手配を避けて事前確定、宿はキャンセル無料プランで先に押さえる、の3点セットが効きます。さらに、フェリーで移動できる区間は無理に飛ばず、飛行機は本当に時間を買いたい区間だけに絞ると、全体費用がスマートに整います。フィリピンの島巡りは、単価さえ把握してしまえば、驚くほどコントロールできる旅なのです。

