「次の東南アジア旅行はフィリピンか、タイか、それともバリか」——旅好きなら一度は悩む永遠の三択です。3か所はどれも魅力的ですが、費用の構造も得意分野もまったく違います。この記事では2026年の実勢価格をもとに、1日あたりの予算、ビール1本の値段、ビザ条件、そして「お金では測れない体験の質」を忖度なしで比較します。結論を先に言えば、島とダイビングが目的ならフィリピンに軍配が上がります。その理由を数字で見ていきましょう。

フィリピンvsタイvsバリ2026年徹底比較|費用・ビザ・体験で選ぶ東南アジア
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費用・ビザ比較表(2026年・中級旅行者)
| 項目 | フィリピン | タイ | バリ(インドネシア) |
|---|---|---|---|
| 1日の予算(中級) | 55〜80ドル(3,100〜4,500ペソ) | 50〜75ドル | 45〜70ドル |
| ローカルビール1本 | 約1.20ドル | 約1.70ドル | 約2ドル |
| ビザ(日本のパスポート) | 30日間ビザ免除(延長可能) | 60日間ビザ免除 | 到着ビザ約35ドル(30日間) |
1日あたりの差はせいぜい10ドル前後。2週間の旅でも総額の差は150ドル程度に収まります。つまり選択の決め手は費用ではなく、「その予算で何を体験できるか」です。
フィリピン:7,641の島と世界屈指のコスパを誇るダイビング
フィリピン最大の武器は7,641もの島々です。エルニドやコロンの石灰岩がそびえるラグーン、ボホールの珊瑚礁、モアルボアルのイワシの大群——ファンダイビング2本で50〜70ドル(2,800〜4,000ペソ)前後という価格は、世界的に見てもトップクラスのコストパフォーマンスです。英語がほぼどこでも通じるため、東南アジアで最も言葉のストレスが少ない国でもあります。一方の弱点は島から島への移動で、フェリーの欠航や遅延は日常茶飯事。さらに6〜11月は東海岸を中心に台風シーズンにあたるため、ベストシーズンガイドで時期を選ぶことが重要です。どの島を組み合わせるかは目的地一覧が参考になります。
タイ:インフラの王者、初心者に最も優しい国
タイの強みは圧倒的なインフラです。鉄道、長距離バス、格安航空が網の目のように整備され、深夜に到着しても屋台で1食2ドルの絶品パッタイにありつけます。60日間のビザ免除は3か所で最長。初めての東南アジアで「移動のストレスを最小限にしたい」ならタイが最有力です。ただしビーチの美しさと海の透明度では、正直なところフィリピンに一歩譲ります。
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バリ:文化と食の島、ただし渋滞は覚悟
バリの魅力は棚田と寺院が織りなす独特のヒンドゥー文化と、ウブドを中心とした世界水準のカフェ・レストランシーンです。1日45〜70ドルという予算は3か所で最安で、ヨガや長期滞在との相性も抜群。弱点は明確で、南部の慢性的な渋滞は数キロの移動に1時間かかることもあり、人気エリアの混雑は年々深刻になっています。
迷ったときの判断チェックリスト
- 透明度の高い海と手つかずの島が最優先ならフィリピン
- 移動の快適さ、夜の街、屋台グルメを重視するならタイ
- 文化体験とカフェ巡り、1か月以上のロングステイならバリ
- ダイビングのライセンスを最安で取るならフィリピン(モアルボアルやボホールが有名)
- 雨を避けたいなら、3か所とも乾季が異なるので出発月から逆算を
結論:島・海・ダイビングならフィリピン
都市の便利さと移動のしやすさならタイ、文化と食とロングステイならバリ。しかし「人生で一度は見たい海」を求めるなら、フィリピンの島々とダイビングの価値は、わずかな価格差を補って余りあります。まずは航空券の相場を確認し、旅行プランナーで島の組み合わせを試してみてください。島巡りやダイビングの予約は現地ツアー一覧から比較するのが近道です。


