カミギン:火山が生んだ小さな楽園
ミンダナオ島北部沖に浮かぶカミギン島(Camiguin)は、フィリピンで2番目に小さな州。「7つの火山を持つ島」と呼ばれ、わずか64キロの海岸線に温泉、冷泉、滝、白い砂州が凝縮された自然の宝庫です。まだ観光地化されすぎていない、穴場の楽園です。
神秘的なサンクン・セメタリー(海中墓地)
カミギンを象徴するのがサンクン・セメタリー(海中墓地)。1871年のヒボクヒボク火山の噴火で町ごと海に沈み、墓地も水没しました。沖に立つ大きな十字架がその場所を示し、ボートで近づいたりシュノーケルで沈んだ墓石を見ることができます。神秘的で物悲しい、唯一無二のスポットです。
ホワイトアイランド:純白の砂州
ホワイトアイランド(White Island)は、海に浮かぶ三日月形の真っ白な無人の砂州。木も建物もなく、360度ターコイズブルーの海とヒボクヒボク火山を望めます。
- ボートで約10分、往復約500〜600ペソ。
- 早朝は人が少なく、日陰がないので日焼け対策と水を忘れずに。
ヒボクヒボク火山と自然
- ヒボクヒボク火山(Hibok-Hibok):標高1,332mの活火山。ガイド付きで日帰り登山が可能(約3〜4時間で登頂)。
- カトゥラトゥラ滝(Tuasan Falls)とカティビアワン滝:ジャングルに囲まれた美しい滝。
- マンバハオの教会跡:噴火で残された廃墟が幻想的です。
温泉と冷泉でリラックス
- アルディ温泉(Ardent Hot Spring):火山熱で温められた天然温泉プール。入場約100ペソ。
- スト・ニーニョ冷泉(Sto. Nino Cold Spring):透き通った冷たい湧き水のプールで火照った体をクールダウン。
- マクラブ温泉:海辺の天然温泉で、塩水と温泉が混ざるユニークな体験です。
名物グルメと旅のコツ
カミギンはラサ(甘いランブータンの一種)の産地として有名で、ラサジャムはお土産の定番。アクセスはカガヤン・デ・オロやセブから空路+フェリー、またはボホール・ジャグナからのフェリーが便利です。レンタルバイク(1日約400〜500ペソ)で島を一周(約2時間)するのが最高の楽しみ方。乾季の3〜6月がベストシーズンです。静かな楽園で、心を癒す旅を。
