台湾のすぐ南、フィリピン最北端に浮かぶバタネス諸島。なだらかな緑の丘と断崖、青い海、そして石造りの伝統家屋が残る、フィリピンとは思えないほど涼しく牧歌的な秘境です。「フィリピンのニュージーランド」とも称される絶景は、旅好きの憧れの地。観光地化されておらず、素朴で安全なことでも知られます。
バタネスとは
バタネス州は3つの有人島(バタン島・サブタン島・イトバヤット島)からなり、中心はバスコ(バタン島)。イバタン族の文化が色濃く残り、台風の通り道ゆえに発達した石とカヤぶきの頑丈な家屋が独特の景観を生んでいます。気温は他のフィリピンより低く、過ごしやすいのも特徴です。
行き方
陸路では行けません。マニラまたはクラークから国内線でバスコ空港(BSO)へ約1時間50分。便数が少なく天候で欠航することもあるため、日程に余裕を持たせましょう。早めの航空券予約が必須です。
外せないスポット
マルボロカントリー(ラカイディン)
放牧された牛や馬がのんびり草を食む、どこまでも続く緑の丘。バタネスを象徴する絶景で、断崖から見る海は息をのむ美しさです。
バスコ灯台
丘の上に立つ白い灯台。周囲の海岸線と村を一望でき、夕日の名所です。
サブタン島
ボートで渡る隣の島。石造りの伝統的な村(チャヴァヤン)が残り、白い小石のビーチ(モロンビーチ)や自然のアーチが見どころです。
島の回り方と費用
バタン島はレンタルバイクやトライシクル、ガイド付きツアーで巡ります。1日ツアー(北部・南部)は1人1,000〜1,800ペソ程度。宿(ホームステイやペンション)はこちら。航空券が高めのため、トータル予算は他の離島より上がりますが、その価値のある絶景です。
ベストシーズン
最も安定するのは3〜6月。緑が美しく欠航も少なめ。7〜10月は台風シーズンで欠航リスクが高いため避けるのが無難です。涼しいので羽織るものを持参しましょう。
よくある質問
バタネスの治安は?
フィリピンでも屈指の安全な地域として知られ、家に鍵をかけない文化があるほど。素朴で温かい人々が魅力です。
何泊が必要ですか?
欠航リスクを考えると3〜4泊が安心。バタン島・サブタン島を巡れます。
寒いですか?
他のフィリピンより涼しく、特に朝晩や冬季は肌寒いことも。薄手の長袖があると安心です。
